パーソナルカラーとSD法
今日は日本色彩学会「くらしの色彩研究会」が主催する講演会へ行ってきました。
第一部は『パーソナルカラーへの色彩学的アプローチ』
第二部は名古屋大学准教授の高橋先生による『SD法の理論と実際』の講義
第一部では、モデルを使ったパーソナルカラー診断です。
当てた布に対してその人自身がどう見えるかを、いくつかの形容詞対を使って参加者が判断しました。
たとえばパッと見て、「明るく見える」か「暗く見える」か「やさしく見える」かキツく見える」かなどを判断するというものです。
第二部の講演の間に簡単な解析をして、最後に簡易結果を報告してくださいました。
似合うと判断するのは、どんな理由に基づいているのか・・・?というとても興味深いものでした。
詳しい解析結果は後日発表されるとのことでしたが、パーソナルカラーアナリスト以外の方も参加されていたりして、その解析結果も気になります。
第二部は・・・SD法についてのお話。
SD法とは、セマンティック・ディファレンシャル法の略。
「意味微分法」と訳されますが、高橋先生の説明によれば、「対象のイメージを明らかにして、条件間の差異をわかりやすくとらえる方法」ということです。
実は心理学専攻のワタクシ。遠~い彼方の記憶を呼び起こしてお話を聞いてきました。
卒論はSD法つかいまくりだったはずなのですが、「ほほう、そうだったんだぁ」と、実に新鮮な気持ちで受講させていただきました(笑)
カラーコーディネーター試験にも、色のイメージ解析などでSD法が取り上げられています。
私も今日の講義を聴いて、うまく説明できるようになれたらいいなぁ~
いろんな意味で、とても勉強になった研究会&講演会でした。
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