アート巡り
先日、友人と一緒にアート巡りをしました。
まずは赤塚の貨幣資料館で、歌川広重の「六十余州名所図会(前期)」。
前期は「畿内」「東海道」「東山道」「北陸道」からの36点。
東海地方ですと、津嶋の天王祭りとか、伊賀上野、志摩の鳥羽湊など・・・
鮮やかな赤と、広重ブルーの深い青が印象的な作品です。
アクセントの赤が、本当に効いているんですよね~
『名所図会』・・・つまり、江戸時代のガイドブック。
「あぁ、ここはこうなるのね~」「そうそう、こんな感じ」
と沢山馴染みのある景色が描かれていたのですが~
「haruさんは本当に色んな所に行ったことがあるのねぇ」
と友人に言われました。
あははは~
なにせ、元「あるこう会」で旅行好き☆全ての都道府県を踏破したワタクシです。
皆さんも、ちょっとした旅行気分を味わいに、貨幣資料館へ行ってみては?
入場無料で、前期は7月8日までやってます。
現在、江戸切子を展示中。
こちらも深みのある赤や瑠璃色と、透明ガラスのコントラスが美しいものばかり。
幾何学模様とカットが美しくて・・・
数ある作品の中で、友人と2人で足を止めて見惚れた作品がありました。
「宇宙」をイメージした、透明の切子の器。
繊細なカットが光をキラキラと反射させて、吸い寄せられるようでした。
それにしても、立派な建物に素敵な展示なのに、人が・・・いない・・・
貸切状態でした
『瀬戸ノベルティー倶楽部』
ノベルティと言えば、企業の宣伝広告の景品・・・のイメージですが、『新しい、珍しい』という意味もあるそうで、瀬戸では焼きもので作られた置物や飾りもののことをノベルティと言うそうです。
ここでは、瀬戸の戦後復興と高度成長を支えたノベルティの製品を見ることができます。
チェスをする人形・・・精巧にできています。
優秀な原型師がいたから、このような製品が生まれたのだそうです。
安くて質のいい日本製は海外で喜ばれたとか・・・
こちらはレースドール。
繊細なレースが美しい☆
触っただけで壊れそうです。
占領下の日本からの輸出品、ということで
MADE IN OCCUPIED JAPAN
の窯印があります。
焼き色見本~
磁器製のカラーカードですね。
この子達は販売されています。
売上金は瀬戸ノベルティを守る資金になるそうです。
かわいい☆
こちらの瀬戸ノベルティ倶楽部がある商店街は、「リアル昭和」な商店街。中途半端に開発もされておらず、とっても味があります。
こんな素敵なコンテンツがあるのだから、もうちょっと観光目線でがんばったら、面白い街になりそうな感じ。
ご興味ありましたら、是非、素朴な瀬戸を訪れてはいかが?
アートを堪能した1日となりました~
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