東京・美術館巡り
先週末は東京でした。
今回も美術館巡り・・・今はまってます。
まずは新宿の東京オペラシティアートギャラリー。
「アントワープ王立美術館コレクション展」
アントワープってどこ?って感じですが、ベルギーです。
本邦初公開の作品も多く、私の好きなマグリットもあるとのことで行ってみました。
東京オペラシティって初めて♪
・・・でも新宿駅が最寄りではありません。都庁より遠いので、この炎天下20分歩くのはありえない・・・
中庭には、でっかい「うたう人」が立っています。高層ビルを仰ぎ見ながらなにやらうなって・・・いや、歌っています。こんなとこから「アート」
さて、展示はというと・・・
ベルギーの作家さんってあまり知らないのですが、全体的に言えることは・・・
色調が暗め。
クリアなビビッドカラーやライトカラーは見当たりません。
なんというか、全体的に光が射してないというか・・・
やはり北国なので、太陽光が少ないからなのでしょうか。
このセンスが好きです・・・
高校生の頃、真似して描いていたなぁ~
そして、東京現代美術館で開催中の「借り暮らしのアリエッティ×種田陽平展」
実家のすぐ近くなので、姪っ子を連れて観覧。
人気の企画展の為に混雑しています。
内容は・・・アリエッティの家を人間サイズに拡大して再現したもの。
この絵ハガキはアニメの原画ではなく、この展示の「写真」です。
種田さんは映画のセットなどを手掛けるアーティスト。
「実写版のアリエッティを撮るためのセットを作るつもりで」作った・・・と言ったらわかるかな?
自分達がアリエッティになったつもりで楽しめる展示です。
こういう展示は「わぁすごい」とか、「こんなになってる~」とか、リアクションしたいじゃないですか・・・大人ひとりだとちょっと恥ずかしい感じ
中2の姪っ子を連れて行って良かった
後半には作画の案なども展示されていて、アリエッティが作られていく様子がわかります。
映画では、「借り」に行くのはアリエッティが選んだ赤い服ですが、青い服の案もあったらしい(ナウシカ風)。でも興奮と緊張のワクワク感を出すには、やっぱり赤い服ですよね。
是非みなさんも「赤い服」を着てアリエッティになったつもりで観に行ってください♪
そして最後は根津の弥生美術館。
しぶ~いとこに行きました(笑)
なぜならば故・栗本薫さんの回顧展が開かれていたから・・・
130巻に及ぶ未完の大作「グイン・サーガ」の表紙原画が多数展示されています。
文庫サイズでしか見たことなかったから、原画は迫力があります。
そして栗本薫さんの自筆原稿などなど・・・
館内には静かに栗本さんを偲ぶマニア?な方々がいらっしゃいました。
隣には竹久夢二美術館が併設されています。
小林かいちさんの昭和モダンの「絵封筒」。赤と黒のコントラストが利いた絵は今でもモダンさを感じるデザインで素敵でした。
猛暑の中の美術館巡り・・・
中は涼しいけれど、途中は暑さでクラクラ
やっぱり美術鑑賞は秋、ですねぇ。
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コメント
バァバに同じようなポシェットを縫ってもらい、
発砲スチロールの“角砂糖”と
不織布の“ティッシュ”と
洗濯バサミの“クリップ髪留め”を
私から100円均一で「借りて」きてもらった、
わが姪の『なりきりアリエッティ』に、見せてやりたい。。。
興奮して、眠れないだろうなぁ~。
彼女が現実の世界で、
黙って「借りて」こないことを祈りつつ…。
投稿: kinoko | 2010年9月 7日 (火) 12時20分
kinokoちゃん
姪っ子ちゃんすご~い、本格的♪
ここに行ったら多分、出てこれなくなっちゃうんじゃないかしら(笑)私ですら興奮したから
10月までやってるから、ばあばと一緒に行ってくる?
投稿: haru | 2010年9月 7日 (火) 19時00分