マネ&オルセー
今回は、「文化的上京」(笑)
ミュージカルの翌日は美術館をはしごしました。
まずは三菱一号館美術館で開催されている『マネとモダン・パリ』
この美術館自体が素敵な建築物です。明治時代に設計された煉瓦造りの建物を再建築。周囲の高層ビルとレトロモダンな雰囲気のこの建物が絶妙にマッチしています。
ゆっくりお茶を飲みたい感じ~
日時指定券以外はチケット売り場で入場規制があるので、少し並んで待ちます。
待っている間、見知らぬ紳士が招待券を1枚わけてくださいました。とてもダンディで品のある白髪の紳士は、私達に話しかけるでもなく、おひとりでにこやかに列に並んでいました。
入館時もう一度お礼を言おうと思ったら、もういなかった・・・
ダンディなおじさま、ありがとうございました!
後に印象派の画家達に多大な影響を与えたとされる画家です。
これまであまりマネについては知りませんでしたが、深くマネやその周辺を知ることができ、とても面白い美術展でした。
音声ガイドを初めて使用してみましたが、作品の背景など奥行きが広がり、とても良かったです。
黒が印象的なマネですが、重苦しいわけではありません。むしろモダンさを感じるというか・・・この黒はなんだろう?
気になる画家のひとりになりました。
入場制限をしているので、快適に観覧することができます。美術館自体も、また訪れてみたくなりました。
そして美術館のはしご・・・
今度は国立新美術館で開催されている『オルセー美術館展2010~「ポスト印象派」』
「モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ルソー、傑作絵画115点、空前絶後」
・・・というキャッチコピー。
せっかく上京時に開催しているのだから、これは行っておかねば!!
日曜日の午後という、時間も良くなかったのでしょうが・・・
入場は10分待ち位でしたが、中に入ったらすごい人・人・人!!
絵じゃなくて人を観に来たのか?という位。
本邦初公開というゴッホの自画像の前には4重・5重の人垣が。
確かに名画が目白押しで、見応えはあったのだけど・・・
なんだか心に残りませんでした
ここでも音声ガイドを借りたのですが、イヤホンがなく、重たい器具をいちいち耳に当てて聴かなければならなかったので、腕も耳もつらかったです これからはこういうタイプは借りるのやめよう。
ゆっくりは観れませんでしたが、印象派~印象派後の流れがわかり、よかったです。
これまで「後期印象派」としていた画家を、印象派とは違うということでポスト印象派としたとのことですが、家に帰って昔買ったオルセー美術館の画集を開いたら、確かに「後期印象派」の中に今回の絵画がごっそり載っていました。いろいろ呼び名も変わるのねぇ。
う~ん、もう少し空いた状態で観たかったなぁ。人の熱気に酔いそうな感じでした。
どうせならもっと入り口で入場規制してくれたらいいのに。例え待っても快適に観覧できた方がいいなぁ。
色彩心理を勉強してから、絵画鑑賞がより楽しくなりました。
絵って面白い!!
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