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2008年10月12日 (日)

黒部の太陽

大阪梅田芸術劇場で上演中の『黒部の太陽』を観に行ってきました。

 

石原裕次郎が三船敏郎と共同で制作した映画『黒部の太陽』を舞台化した作品です。

黒部ダム建設の資材を運ぶ為の『関電トンネル』工事に携わる男達の物語で、石原裕次郎が映画化に奔走したという伝説の映画・・・だそうです。

なにぶん1968年上映なので、もちろんリアルタイムでも観ていないし、『大きなスクリーンで観て欲しい』という裕次郎の遺志により、テレビでも1度上映されただけで、DVD化もされていません。映画館でかかることもほとんどないとか。

 

なので、映画は全く知らないんです。

でも、舞台上で40トンの水を使った出水シーンがあるとか、来春には香取慎吾主演でテレビドラマ化されるとか、興味をそそられるところがあったので、観に行ってきました。

 

舞台は映画を作ろうとしている石原裕次郎の世界と裕次郎演じる関電トンネル工事の世界が交互に表現される、『劇中劇』の形がとられています。

よくできているけど・・・わかりにくいといえばわかりにくいかも?

客席はかなり年齢層高かったけど、年配の方は理解して観ていらっしゃったのかしら・・・

この舞台で裕次郎を演じているのは中村獅童。

舞台上の『嵐を呼ぶ男』とか『狂った果実』とかのポスターの顔が中村獅童の顔になっているのを発見して、いきなりツボにはまってしまいました・・・似合わな~い

この舞台をご覧になる方がいらしたら、ひと言・・・

「クライマックスは前半にきます」

出水シーンがものすごいものすごいと聞いていたから、津波のようなものを想像していたので、前半最後にかなりの出水があったのですが、もっとすごいのがあるのかと期待してしまい、後半いつ水が出るのかを待っている内に終わってしまったので・・・

よく考えたら、水浸しの舞台を修正する為に30分間休憩が必要だったのだし、そんなに何回も大水が出たらトンネル開通なんて無理だし・・・

 

男達の話ですが、それだけでは華がない・・・とかでちょこっとだけロマンスと、昔の映画らしく白血病の話が絡みます。

昔の映画ではどうだったのかわかりませんが、しっかり者のお姉さんは青、甘えん坊の明るい妹は黄色の洋服を着て出てきます。対比させているのかしら?舞台ではよく服の色でキャラクターを表したりしますよね。

ちなみに今回の舞台は「トンネルの中」の「男社会」で、他はくすんだダークカラーばかり。だから余計に女の子達の青と黄色が目につきました。

 

終演後には中村獅童のアフタートークイベントがあったり、バックステージツアー(抽選・・・外れちゃいました)があったり、結構盛り上げようと頑張ってるみたいです。

リピーター割引とかもあったりして・・・

もしかして苦戦しているのかしら?確かにチケットはちとお高いかも。

劇団四季もロングラン上演している演目の価格改定したし、もっと気軽に舞台を楽しめるようになるといいですね。

でも、結構面白かったですよ。

映画の『黒部の太陽』を観てみたくなりました。

 

 

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