姨捨の棚田
「おばすてのたなだ」と読みます。
千曲川を見下ろす斜面に田んぼが広がっています。
5~6月の田植えの時期には、小さな田んぼそれぞれに月が映るので、『田毎(たごと)の月』として知られる名月鑑賞スポットです。
姨捨駅は、長野駅からJRで30分程いったところにある小さな駅ですが、日本三大車窓のひとつに数えられる程。
鉄道ファンには『スイッチバック』の駅としても知られているそうな・・・
我が家は車で長野に行ったのですが、「せっかくなのでスイッチバックを体験しよう」ということで、レール&レンタカーならぬ、ドライブ&レール?
ゴトゴト列車に揺られて駅に着く・・・のをかなり通り過ごし、バックオーライで駅まで戻ってきます。勾配がきつい為に一気に登れないのでこうなる・・・らしいです。そして再び前方へ走っていきます。これがスイッチバック。
さすがに日本三大車窓というだけあって、高台から千曲川を一望できる景色はなかなかのもの。
この日は『信州おばすて観月会』イベントが開かれていたらしく、普段は無人駅の姨捨駅に地元婦人会がおにぎり・お茶サービスなどを提供していて賑やかでした。
ちょうど収穫前で稲が黄金色にそまり、棚田の光景をより一層美しく見せてくれます。
最近見掛けなくなった案山子もここではちゃ~んとお仕事をしています。麦わら帽子じゃなくてヘルメットですが
長野では案山子を見る機会が多かったように思います。こっちのカラスには案山子の効力があるのかな?
機械も入れられない棚田ですので、大事に大事に手作業で育てられてきた稲達なのですね。
ちなみに長野自動車道の姨捨SAからの夜景も素晴らしいらしい・・・です。
残念ながら時間の関係で棚田での名月鑑賞はできませんでしたが、この日はちょうど中秋の名月。
帰りの高速をお月様に見守られながら長野を後にしました。
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