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2008年9月16日 (火)

葛飾北斎

長野1日目は小布施を散策しました。

小布施といえば『栗』・・・そして『葛飾北斎』

江戸の浮世絵師・葛飾北斎が晩年に逗留し、画業の集大成を図ったのがこの小布施。

力強い肉筆画が多く残されています。

最初に向かったのは北斎館。ここは版画や掛軸、屏風などの肉筆画、北斎筆の天井絵を備える祭屋台などが展示されています。

その鮮やかな色彩と躍動感は見応え充分。

江戸の空気を身近に感じられます。

 

次に訪れたのは、本日のメイン、『岩松院(がんしょういん)』です。

本堂内の大間、21畳一杯の極彩色の天井絵です。

なんと葛飾北斎89歳の作品迫力満点です

Photo_6 

どうでしょう、この迫力(写真撮影禁止なので、これは絵葉書です)

今にも鳳凰が飛び立ちそうです。

画材は、辰砂(朱)、孔雀石(緑)、鶏冠石(橙)などの鉱石を用いた岩絵の具で、その値150両金箔を4400枚使用しています。

これら質のいい岩絵の具をふんだんに使用しているため、150年以上経った今でも色鮮やかな迫力ある天井画が残されています。

しかも、肉眼で直接観ることができるのです。

しかし、最近は一部劣化が始まり、金箔が剥がれ落ちてしまった部分もあるとか。

ケースに入れても湿度などの関係で逆にカビが生えてしまったりするので、現状ではそのままにするのが一番として、自然のままの姿であります。

 

この先、何十年この美しい絵が観られるかわかりません。

 

小布施に行かれたら、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

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